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クラシック音楽への愛と悲しみの日々(一枚のLP、CDから「書き尽くす」がコンセプト)
by franz310
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デパ屋店長、閉店後の新ペットショップ戦略構想

b0083728_23552250.jpg人気ない店内で一人、
デパート屋上の
ペットショップ店長。

見れば見るほど、
タオル・レガードの
ポイントカードは、
いまいましいものだと思った。

その時、
Dog・OFF社長が
言っていた言葉が、
ふと、脳裏にちらついた。

「モバイルめだかは、
電子マネーなんでっせ。
何だって
できるやないですか。」

ああ、それを思い出すと、
店長には、このカード上のスタンプを、
自由自在に操っている自分の姿が目に浮かぶのであった。

いかす、チョッキを着た店員さんに、
「ああ、お客様、おめでとうございます。
いっぱいになりましたね。
今日は特別、この中からどれでもお好きなものを、
お選びいただけますよ~。」

初めて、そんな優しい言葉をかけられる自分を想像する。
「この中」とは、限定で発売された、
オリジナルデザインの、復刻ものの名タオル!
あるいは、タオル工房の巨匠たちのサインが入った、
この店でしか手に入らない特製タオル。
ああ、そんなお宝タオルを、一度でいいから、
ぐわしと、手にしてみたいものだ。

そう、店員さんの若々しいその声に、
他の客どもは、羨望のまなざしを、
この私の方に向けるのだ。

そして、どれを選ぶかを、興味ふかげに見守っている。
私は、あえて、じらすように、あれかこれかと、
あのタオル、このタオルを手にしてみる。

おお、素晴らしきかな、モバイルめだか。
このポイントを、自由自在に操る自分が目に浮かんできた。
ちょっと、ポイントが足りない時は、そっと、
他のお客さんのポイントを拝借する。

気に入らないお客さんのポイントは、
すこしずつ減らしてやる。
40ポイントで1000円といいながら、
こっそり、50ポイントで1000円という規定に書き換えてしまう。

ああ、そんなポイントカードシステムが欲しいなあ。
メダカの中のハードディスクに入った情報なんて、
ちょっと、色気が足りないなあ。
やはり、タオル・レガードみたいな、
スタンプ式の方が、どんどん増えていくことが、
目に見えて明らかなのだがなあ。

店長は、モバイルめだかの研究成果を、
今度は、ポイントカード式のスタンプ型テントウムシとか、
スタンプ模様のスポッテドサラマンダーとかに、
応用してやろうと考えた。

店長は、このナイスなアイデアを持って、
また、携帯会社の「KGB愛」にでも、
売り込んでやろうと考えた。

ところがである。
閉店後、静まり返ったデパート屋上のペットショップ。
そこに、いきなり、電話がかかってきた。
店長は飛び上がって、受話器を取った。
「はい、デパート屋上、デパ屋総務庁研究室です。
あっ、いや、違います。そのう、そう、ペットショップ店長です。」

電話の向こうの声は、若い女性であった。
「デパ屋てんちょーさんですかあ?
ちょと伺いたいのですがあ、
モバイルめだかのけーかくは、
まさか、どこかに漏れている危険はないでしょーね。」

ちょうど、それを発展させる計画を考えていたところだったので、
さすがに店長もうろたえた。
一体、何者だ?

「失礼ですが・・。」
「おっ、失礼をばいたしましたあ。
私は、KGB愛のeuショップ、
穴須タシアですう。」
「ああ、穴須さんでしたか。
あの、エカチェリンブルク以来ですな。
モバイルめだかですか?
まあ、その心配はないと思いますが。」

「実はあ、先程、我々の事務所にい、
奇妙などぜうがあ、参りました。
どやら、あの計画を知っているようで、
いろいろなことを問いただすので、
一服、盛っておきましたあ。
あの、話題になっているう、
放射性物質で、ころっと逝ったはずですう。
そのどぜうに、何か心当たるものないですかあ。」

「どじょうは、扱っておりませんねえ。」
事実、店長は、この前、一匹、不審な行動をしていたクロメダカを葬ったが、
どじょうには、心当たりはなかった。
「もいちど、確認しますがあ、どじょうはあ、扱ってませんよねえ。」
穴須タシアは、帝政ロシアの皇族の血を引くという噂があるくらい、
その姿は高慢、話し振りは傲慢、電話口でも、妙に迫力のある詰問である。
KGB愛の幹部なので、その手の活動には慣れているのだろうか。

店長は、先日、起こった事を、
一応、説明しておいた方が安全であると判断した。
「実は先日、モバイルめだかの試作品が、妙なところから、
耐震偽装のことを嗅ぎ付けて、我々のことを、興味本位に、
調べようとしたことがありましてね。
このクロメダカは、ハードディスクを遠隔操作で、粉砕しておきました。
こういった個人情報の管理が、
非常に重視され、求められる時代ですからね。」

「そのメダカが、どこからソレヲ知ったのかあ、ちゃんとお、調べましたか。」
「一応、データ消し忘れの旧規格品のデータが漏れたようですが、
こちらは、すでに、破壊してあります。」
「何となくう、ずさんなあ管理のよですが、だあいじょうぶなんですよね。」
先方は、まるで、信用していない様子である。

が、店長は、メダカのネットワークに関しては、非常な自信を持っていた。
「大丈夫です。こう見えましても、このデパートの屋上には、
地上を網の目のように監視する巨大アンテナが設置してありまして、
出荷したメダカに関しては、
すべて、行動がモニタできるようになっております。」
「そなら、ええのですがあ、もう一度お、そのクロメダカとやらが、
ちゃんと、粉砕されているかを、確認ねがいますう。」
「了解しました。」
そう答えると、電話は一方的に切られていた。
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by franz310 | 2006-12-07 00:02 | どじょうちゃん
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