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クラシック音楽への愛と悲しみの日々(一枚のLP、CDから「書き尽くす」がコンセプト)
by franz310
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どじょうちゃん、電話のお姉さんにどぎまぎする。

b0083728_23174929.jpgどじょうちゃんは、
何の話から
していいものか、
分からなく
なってしまった。

そこで、
どじょうちゃんの
ひげいっぱいの
口からは、
心配で
たまらなかった
ことが飛び出した。

「うっ、うなぎってことは、ないですよね。」
「はあっ?」
お姉さんの方も、いつも変な野郎から、
訳の分からない難癖を付けられて、
常に、臨戦態勢である。
訳の分からない質問には、
まずは、先制攻撃とばかりに、
思いっきり、小馬鹿にしたような声で答えた。

どじょうちゃんは、いきなり、
「お前は馬鹿だ!」と言われたような感じがして、
よけいに何を言っていいのか分からなくなってしまった。

「つまり、日本の水槽は、
世界レベルに比べて小さいじゃないですか。
海底ケーブルならまだしもですね。
細かい配線には、どじょうだと思うんですよ。実際。
やはり、角では、ぴしりと垂直に曲げないと、
まずいと思うんですね、これが。
やっぱ、美感上も、心配じゃないですか。
太い配線だと、ちょっとねえ。」

お姉さんは、急に能弁になった相手の言葉に、
ケーブルとか、配線とか専門用語が出てきたので、
この前のように、「お宅、ジョーコム?警備員、頼めるかな」
などと、
○コムのような警備会社と間違えて電話して来たたぐいでも、
つい先程、「NHKの受信料を踏み倒したい」とかいう相談をしてきたような、
そういった種類の客ではなさそうだと、態度を幾分、軟化させた。

「お客様、その点、当社のケーブルは、安心だと思いますが。
熟練の作業員がお伺いして、どのようなタイプのお宅にでも、
きちっと配線できていて、美感上のトラブルがあったことは、ありませんが。
土壌による違いがあっても、ウサギ小屋のようなお宅でも、
すっきりと配線が可能です。」

どじょうちゃんは、それはどじょう違いだと思ったので、
ここは、きっちり話をしておかなければならないと思った。
「土壌によっては、どじょうはちょっとうるさいと思いますよ。
どじょうは、どちらかというと、硬い石ころなんかよりも、
柔らかな田んぼの土が好きなのですがねえ。」
「ああ、それは失礼いたしました。当社では、田んぼの場合は、
一般的に、電信柱と案山子を有効利用して、配線しますが。」

どじょうちゃんは、知っている言葉が出て、得心した。
案山子でも使えるなら、どじょうでも大丈夫だろうと思った。
「殺虫剤なんか、使わないですよね。」
「はあっ?」

お姉さんは、
また、どじょうちゃんを傷つけるような声を発するので、
またどぎまぎして、
やはり、もっと、雄大な話から入ろうと考えた。

「私の気にしているのは、つまりですね、
その、どじょう波デジタルについてなのです。
もう、穴蔵は使われなくなるって、本当ですか。」
お姉さんは、ようやく、Q&Aに出ているような言葉が出てきたので、
うれしくなって、しゃべり始めた。

「そうなんでうよ。お客様。
残念ながら、アナログ放送は、2011年には、終わってしまうんですよ。
その点、当社のケーブルテレビですと、
そういったご心配は、まったくご不要なんです。
それに加えて、
今なら、最新のハードディスクを内蔵した、レコーダーがついた、
セットトップボックスがサービスになっているんですよ。」

どじょうちゃんは、どじょうの住家の穴蔵が、
もうすぐなくなってしまうと聴いて、
すっかり気が動転してしまった。

「穴蔵派どじょうは、どうなるのですか。」
「ですから、それには、心配はご無用です。
アナログも、デジタルも、ケーブルなら、
関係ありませんから。」

「ケーブル?ケーブルには関係ないかもしれませんが、
どじょうには関係あるでしょう。」
「どじょうも地上もBSも、関係ないんですね。
ケーブルの場合。」
「うなぎもですか。」
「そのとおりです。そのような安心感から、
ご契約数は、おかげさまで、
うなぎのぼりと言った状況でございます。
その感謝の気持ちも、込めまして、
今回、特別にハードディスクを内蔵した、
セットトップボックスを、
サービスさせていただいています。」

どじょうちゃんは、
穴蔵も土壌も関係ないと言われてショックを受けた。
ハードディスクを内蔵したのは、めだかちゃんではないか。
そんな疑問もあった。

「ハードディスクは、モバイルめだかでしょう。」
「そうですね。現在、音楽付きや、おサイフ携帯なども
各社から発売されていますから、
ワンセグなども、そのうち、普及して来ますでしょうね。」

どじょうちゃんは、セットトップとか、
ワンセグとか、横文字を聞きすぎて、
気分が悪くなった。
「いや、つまりですね。
私は、通信と放送との融合について、
伺いたかったのです。」

お姉さんは、長年の勘によって、これはただの暇つぶし爺さんが、
冷やかしの電話をかけてきたのであろうと推察した。
by franz310 | 2006-09-22 00:12 | どじょうちゃん
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